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2008年2月15日 図書館通信 「らいぶらりーNEWS 立春号」&「四号館図書室 かわら版 第10号」発行中

本館図書室より「らいぶらりーNEWS 立春号」、四号館図書室より 「四号館図書室 かわら版 第10号」 をそれぞれ発行しました。 両図書室で配布しています。

暦の上では春だけれどもまだ冷たさ残る日々
―今回のニュースよりおススメ図書の一部を紹介―

本館図書室より

国語・漢字・言葉特集

「問題な日本語1~3」(810/モ/1~3)北原保雄編著 大修館書店
普段何気なく使っている日本語。でもよくよく考えてみるとかなり珍妙な言い回しが幅を利かせている。若者言葉に変な敬語、使い方が間違っている慣用表現 など普段何気ないが故に簡単に使ってしまっている問題な日本語を数々の事例を挙げて確認していく。皆さん正しい日本語を使えていますか?

「昭和を騒がせた漢字たち 当用漢字の事件簿」(810/オ)円満字二郎著 吉川弘文館
1946年に使用漢字整理のため「当用漢字」が制定された。日々使っていた漢字が制限されることでどのような変化がおき、どんな問題が出てきたのか?  文字と生活、密接に関わっているが故に変化は予想もしない不都合を生じさせる。漢字という文字の側面から見る昭和の世相史。

「翻訳者はウソをつく!」(B801/フ)福光潤著 青春出版社
かの発明王は「天才は1%のひらめきと99%の努力」とは言ってなかった。時にまったく異なる内容にもなる翻訳。その裏事情を面白おかしく現役翻訳家が明かします。

そのほか新着図書より

「実証超科学講座」(404/ジ)ニューサイエンティスト編 二見書房
「ペンギンの足はなぜ凍らないの?」(404/ぺ)ミック・オヘア編 PHP研究所

読者同士で尋ねたり答えあったりするイギリスの科学雑誌の人気投稿質問コーナーに寄せられたふとした質問―“防弾性を持つ脂肪の重さは?”“化石になる にはどうしたらよいですか?”など一種珍妙だけどよく考えてみれば確かに気になる数々の疑問。他にも色々な名(迷)質問と回答、科学への一歩は素朴な疑問 を抱くことからはじまります。

「ホルモー六景」(913.6/マ)万城目学著 角川書店
京の街に今日も恐々と響きわたる「ホルモォォー」という雄叫び。そんな「ホルモー」にかける中にも切なく時に悲しいそれぞれの恋模様がある。しかし甘 酸っぱさなどなんのその、結局いつもの奇妙で微妙な可笑しい濃い模様に。彼らの輝く青春は常に小鬼達と共にあり。あの痛快青春怪異物語「鴨川ホルモー」が 六篇の奇想溢れる短編集として帰ってきました。

四号館図書室より

「錬金術師ニコラ・フラメル」(M913/ス) マイケル・スコット著 理論社
魔術師「ディー」に奪われた古代の魔術書『コデックス』を取り戻し世界を救うため、伝説の錬金術師「ニコラ」と双子の姉弟が立ち上がった! 世界中の神話と過去に実在した錬金術師たちが織り成す、壮大なファンタジーシリーズ第一弾。『ハリポタ』の次はこれで決まりだ!

「爆笑問題の日本の教養」(M002/バ/1~6) 爆笑問題著 講談社
テレビでおなじみのお笑いコンビ「爆笑問題」が、いろいろな大学を突撃訪問! ギャグを連発しながら、様々な分野の最先端の研究を学んじゃいます!
暦の上では春ですがまだ厳しい寒さが続きます。体に気をつけると共に、さまざまな本と出会い自身の中身も強くしていきましょう。また巡ってくる移り変わりの時期ですが新しい学年への希望を胸に、様々なものや本と出会い、新たな段階へと踏み出していってください。