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2008年9月29日 図書館通信 「らいぶらりーNEWS 秋分号」&「四号館図書室 かわら版 第13号」発行中

「らいぶらりーNEWS 秋分号」 & 「四号館図書室 かわら版 第13号」をそれぞれ発行しました。両図書室で配布しています。

爽やかな風吹く、実りの秋。
読書で触れる、様々な“秋”
―今回のニュースより、おススメ図書の一部を紹介―

本館図書室より

スポーツの秋―スポーツノンフィクションから―

「ファイブ」(783/ヒ)平山譲著 NHK出版
経営不振から廃部にされた多くの実業団バスケットボール部。そんなリストラされた選手たちが優勝経験のないチームヘと集められた。歳は三十、選手として は限界の男たち。それでも彼らは己が人生として、コートを走り続ける。バスケに懸けた人生、切なくも激しい壮絶なドラマ。

スポーツの秋―スポーツノンフィクションから―

「ファイブ」(783/ヒ)平山譲著 NHK出版
経営不振から廃部にされた多くの実業団バスケットボール部。そんなリストラされた選手たちが優勝経験のないチームヘと集められた。歳は三十、選手として は限界の男たち。それでも彼らは己が人生として、コートを走り続ける。バスケに懸けた人生、切なくも激しい壮絶なドラマ。

「孤高のランナー円谷幸吉物語」(782/ア)青山一郎著 ベースボールマガジン社
彗星のごとく現れ、東京オリンピックで日本陸上界唯一のメダルを獲得したマラソンランナー、円谷幸吉。輝かしい栄光の裏の孤独。一切の妥協を許さず、振り向くことなく走り続けた男の生き様を描く。

食欲の秋―“食”を考える―

「食べてはいけない!」(383/モ) 森枝卓士著 白水社
鯨・虫・犬を食べるところもあれば、豚を食べない国もある。世界を見れば、様々な食の姿。食べられるはずなのに「食べてはいけない」ものがあるのはなぜか?世界中を食べ歩いた著者が食と人の姿を語る。

芸術の秋―身近なところから美術―

「実業美術館」(069/ア)赤瀬川源平 山下祐二著 文藝春秋
“美術”とは敷居の高いものではない。もっと身近でいろんなもので美術は楽しむものだ。そんな姿勢で戦艦大和から自動車、はては拷問具や野球に銀行など「実業」にこだわって各地を巡るちょっと変わった美術館案内。

やっぱり読書の秋

「空想科学読本6・6.5」(404/ヤ/6・6-2) 柳田理科雄著 メディアファクトリー 
待望の最新刊がついに登場! 今回は「空想科学図書館通信」に寄せられた質問を集めた「6」、そして著者自身が聞かれていないのに勝手に答えた「6.5」の二冊を同時発行。夢のある空想科学の不思議な世界を現実にしようとすると、空想以上の抱腹絶倒な世界が現われる!

「未来を切り拓いたモノ創り 未来創造堂」(502/ミ)日本テレビ 
日本人が生み出してきた数々の画期的発明、その誕生の裏側には一体何があったのか。日本が誇るモノ創りで未来を切り拓いた12の創造の形。

四号館図書室より

今回のイチオシ

「タラ・ダンカン」シリーズ (M953/オ/1~10)S.オドゥワン・マミコニアン著 メディアファクトリー
十二歳の少女「タラ」はある夏の夜、突然魔物たちに襲われた! 必死に逃げるうちに、タラの中に眠っていた不思議な力が解放され始める! 彼女はいったい何者なのか? そして彼女を待ち受ける運命とは・・・・! 傑作長編ファンタジーここに開幕!

芸術は爆発だ!

「駄美術ギャラリー」 (M702/ゲ) 現代美術二等兵著 マガジンハウス
鉄アレイにこけしの顔が! アメリカの象徴「自由の女神」が「自由の毛ガニ」に大変身! こりゃいったい何だ! ギャグか? それとも芸術か? 我々の常識をはるかに超えたユニークな作品大集合! 大爆笑間違いなしの、へんな芸術写真集!

スポーツ本で感動したい

「ラン」(M913/モ) 森絵都著 理論社
家族全員に先立たれ、生きる気力失っていた「環(たまき)」は、ひょんなことから、ちょびヒゲの中年男、デブの大学生、毒舌のおばちゃん、引きこもり少女らとともに、フルマラソンを走ることに・・・! 笑えて、泣けて、あったかい気持ちになれる傑作スポーツ小説!

「ただマイヨ・ジョーヌのためでなく」(MB786/ア) L・アームストロング著 講談社
生存率20%以下のガンを克服し、世界一過酷なロードレース「ツール・ド・フランス」で7連覇を成し遂げた実在の自転車選手の、勇気ある闘いの記録。
そのほかいろいろと新着図書が入ってきています。
苦しい暑さが終わって、厳しい寒さが来るまでの、気候が真逆へと変わる間の秋。
何をするにも心地よい季節です。
そんな実り多い季節を楽しみ、自身の心へ爽やかな風を通す本とも出会ってください。