2008年11月22日 図書館通信 「らいぶらりーNEWS 冬至号」＆「四号館図書室 かわら版 第14号」発行中

「らいぶらりーNEWS　冬至号」　＆　「四号館図書室　かわら版　第14号」をそれぞれ発行しました。両図書室で配布しています。

突然寒気きびしくなる今日この頃
寒い冬は“読書”で、体の心（しん）から暖かくなろう。

―今回のニュースより、おススメ図書の一部を紹介―

『天の光はすべて星』（93/ブ）　フレドリック・ブラウン著　ハヤカワ文庫
一度リタイアしながらも宇宙への夢を捨てきれない一人の男。彼は宇宙開発の再開を掲げる女性議員と出会い、今一度自身の夢へと歩みだす。愚直なまでに 真っすぐに、宇宙を求める星に憑かれた男。彼は光瞬く天へと登ることができるのだろうか。これはいくつになっても夢を追い求める一人の男の物語。

『チュウは忠臣蔵のチュウ』（913.6/タ）田中啓文著　文芸春秋
松の廊下よりはじまる元禄義士伝「忠臣蔵」。そんな涙を誘う忠義の話には裏がある？　吉良は被害者？　内蔵助はやる気なし？　それに忍者に水戸黄門まで 出てきて繰り広げられるドタバタ劇。はては幕府を揺るがす謎の陰謀まで関わってきて・・・。面白可笑しい講談調忠臣蔵異聞。

『ライトジーンの遺産』（91/カ）神林長平著　ハヤカワ文庫
人工臓器技術が一般化した未来。そこでしがない探偵業で生計を立てる菊月虹。彼はかって人工臓器の最大メーカーだった「ライトジーン社」が遺した人造人 間。自身の持つ超能力、そして相棒の新米刑事と共に今日も人工臓器絡みの事件と関わっていく。さびれた近未来を舞台にしたハードボイルドSF。

『あなたも狙え！ノーベル賞　科学者９９人の受賞物語』（402/イ）石田寅夫著　化学同人
『めざせ　イグ・ノーベル賞　傾向と対策』（Ｍ049/ク）久我羅内著　阪急コミュニケーションズ
12月10日はノーベル賞の授賞式が行われます。毎年人類の発展に寄与した研究に贈られる栄誉ある賞。そんな賞に輝いた99人の科学者たちの受賞までの 物語を集めた「あなたも狙え～」。　そして裏ノーベル賞と呼ばれ、「世間を笑わせ考えさせ、そして誰も真似できない、すべきでない」研究に贈られる「イグ ノーベル賞」。日本人も多くが受賞しているユニークな事例の数々を紹介する「めざせ～」。その足跡を知り、偉大なる先人達に続いてみよう！！

『非公認Googleの入社試験』（031/タ）竹内薫著　徳間書店
「10円玉の大きさに縮められミキサーに入れられたらどうする？」や「8歳の甥に『データベース』の意味を説明しろ」などGoogle社の入社試験に出た とされる珍問からコンピュータの専門知識も必要な思い付きでは解けない超難問にまで挑戦！　これが解ければキミも世界的ＩＴ企業の一員だ！？

『怪盗ファントム＆ダークネス』（Ｍ913/フ/１～４）　藤野恵美著　ポプラ社
最高の腕を持った大泥棒だけが参加できる泥棒大会「エクスプローラ・グランプリ」に乗り込んだ怪盗ファントム＆ダークネス！　最初の課題は500カラットのダイヤ「ムーンリバー」を盗み出すこと！果たして勝負のゆくえは・・・・？！

『僕たちの終末』（ＭＢ913/キ）　機本伸司著　角川春樹事務所
2050年、南極の氷床調査により近い将来、地球が蒸発し人類が滅亡することが明らかになった！　人類の滅亡を防ぐため、天文学者の「神崎」は、宇宙船建造計画を立ち上げるのだが・・・・。個性的なキャラたちが大活躍する、笑いあり、感動ありの、傑作長編ＳＦ小説！

『荒俣宏の20世紀世界ミステリー遺産』（Ｍ914/ア）　荒俣宏著　毎日新聞社
ロズウェルＵＦＯの破片、ピルトダウン人の化石、ホッジズの水晶ドクロ、コティングレーの妖精写真。世界中の怪しい遺物を写真入りで大紹介！

『ロイター発世界は今日もヘンだった』（Ｍ０４９/ト）　トムソン・ロイターグループ著　扶桑社
ロイター通信の記者が世界中から集めた選りすぐりのへんなニュースはこれだ！
　　★席がトイレの便座になっているレストラン、台湾の若者に大人気！
　　★体重一トンの巨大ネズミの化石発見！
　　★米国の飲料メーカー、汗の風味の炭酸飲料を発売！　など

ほかにもいろいろ新着図書が入ってきています。
急激に冷え込みはじめ、木々も色付くとともに散っていく。
そんな凍てつく寒さの中に、澄んだ空気を感じる季節。
外は寒いですが、自身の内を暖め、
じんわりと響かせる読書体験をしていってください。