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2011年6月20日 図書館通信 「らいぶらりーNEWS 夏至号」&「中学図書館 BOOK TIME 11-2号」発行中

「らいぶらりーNEWS 夏至号」 & 「中学図書室通信 BOOK TIME 11-2号」をそれぞれ発行しました。両図書室で配布しています

振り続ける雨、だけれども部屋の中から、どこでも行く方法
―今回発行のニュースよりおススメの図書の一部を紹介―

本館図書館より

世界は広い!! 道なき“未知”を行く愉快な旅

「アフリカにょろり旅」 (294/ア)
「うなドン 南の楽園にょろり旅」 (297/ア)共に青山潤著 講談社

土用の丑の日で馴染み深い魚のウナギ。しかしその生態はいまだ謎に包まれている。今年世界初ウナギの卵を発見した研究チームがウナギ全種の標本コンプを 目指し、前人未到のウナギ狩りの旅に出る! 道行く彼らに未知なる困難、ウナギ求めて三千里の珍道中。彼らにウナギの女神はほほ笑むのか? 何が起こるか 分からない、世界ウナギ“奇”行、にょろり旅へさぁ出発!

見慣れぬ風景、“異景”を見に行く

「晴れた日は巨大仏を見に」 (M291/ミ)宮田珠己著 白水社
何の変哲もない風景にいきなり、“ヌッ”と奴らは「出現」する。ウルトラマンよりでかい仏さまは何かもう、いろいろと突き抜けてる。でかけりゃご利益も 大きいのだろうか? 日本各地に隠れている(一目瞭然だけど)、インパクト大の遭遇があなたを待ち受ける! 巨大仏探訪、夏の予定に如何でしょう?

蒸す夜に背筋を冷やす幽霊話

「前夜の航跡」 (913.6/シ)紫野貴李著 新潮社
昭和初期の海軍内部で起きる奇怪な事件。一人の若き仏師は思いを残す軍人たちのため祈りを込めて彫り、導いていく。どんなに近代化が進もうと人の強い思いは幽霊となり、さまよい続ける。海に生き、海に還る、魂鎮める幽霊譚。

四号館図書館より

夏はホラーだ!幽霊だ!

「幽霊人命救助隊」 (MB913/タ)高野和明著 文春文庫
地上と天国の間をさまよう幽霊になってしまった「祐一」に神様は言った。「自殺しようとしている人間を100人助けたら、天国に行かせてやる!」〈幽霊人名救助隊〉となり地上に舞い戻った祐一は、仲間とともに、この難しいミッションに挑む!

夏だ!冒険に出よう!

「夏を拾いに」 (M913/モ)森浩美著 双葉社
自由研究で町のどこかに埋まっていると言われている戦争中の不発弾を探すことにした「ブンちゃん」たち三人は、独自に不発弾探知機を開発し、不発弾の探索に乗り出した!心に残る夏の冒険物語!

「サマーバケーションEP」 (MB913/フ)古川日出男著 角川文庫
「神田川沿いに、歩いて海まで行く!」そう思いついた「僕」は、井の頭公園から歩き始めた!疲れた会社員、瀕死の少女、生意気な子供・・・、障害を持った青年と仲間たちの奇妙な夏の大冒険!

夏休みは《パズル》に挑戦!

「世界最大の虫食い算」 (MN410/ヤ)安福良直著 文春新書
虫食い算とは、虫が食ったようにところどころが空欄になっている計算式の空欄に、数字を入れて指揮を復元するという、算数パズルだ!明かされている数字を手がかりに答えを見つけ出す、謎解き型の算数パズルに、ぜひチャレンジしてみよう!

図書館からのお知らせ

夏休み貸出が6/27(月)から始まります。
一人10冊まで。返却期限は9/5(月)です。

梅雨のじめじめが続く、蒸し暑い時期。
降り続く雨、どんよりとした空。
こんな時にこそ部屋の中から、どこでも行ける読書でも。
実際にどこかへ行くかもしれない夏の前に、
その場にいても多くの所へ、旅立てる本の世界へ。