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高校海外語学研修は、夏期休暇中の14日間、ニュージーランド・オークランド近郊のタウランガという景勝地で行われます。ホームステイをしながら、午前中は語学研修、午後はタウランガボーイズカレッジの生徒たち(13〜17歳)と一緒に授業を受けます。
初日、空港に集まった生徒たちは緊張した様子でした。それもそのはずで、ほとんどの生徒は海外旅行が初めてで、かつホームステイで英語しか通じない世界に不安を感じていたからです。成田空港からオークランド国際空港へ、およそ11時間。さらにバスで4時間。生徒たちはいつもと違い元気がありません。学校に到着後ホストファミリーと対面。この時が緊張のピークだったようです。「どうか良いホストファミリーでありますように!」これが生徒の気持ちです。
家族の一員として迎えられた生徒たちは、翌日の日曜日にはホストファミリーと一緒に買い物や遊びに連れて行ってもらい、少しずつニュージーランドの生活に慣れて行きました。学校での生活は初日こそだいぶ戸惑っていたようでしたが、ボーイズカレッジの生徒たちと一緒に受けた午後の授業後、生徒たち曰く、「何を言っているのか分からなかったが、良い経験が出来た。生徒たちが話しかけてくるので友達もできた!」これがこの海外語学研修の醍醐味です。
週末には、洞窟内でボートに乗りながらのツチボタル(暗闇で光るミミズのような生き物、日本の蛍とは形態が異なる)見学、羊の毛刈りショー、原住民のマオリ民族公園へ行き、ニュージーランドの歴史や民族について学び、自然を満喫する機会にも恵まれました。
ホームステイ最後の夜は、生徒とホストファミリーなどおよそ100人が集まりお別れパーティーをしました。会場の準備、司会進行は生徒たちが行いました。生徒たち有志によるパフォーマンス、参加生徒全員によるホストファミリーへの感謝の気持ちを述べるスピーチ。もちろんすべて英語です。大変心配でしたが大盛況の内に終了。生徒たちの底力に感心しました。
そして翌日のお別れの時。ホストファミリーと生徒たちが集合場所にやってきました。別れを惜しんで会話をしている様子。すでに泣いているホストファミリーや生徒も。そしてついにバスが出発。半分近くの生徒が泣いていました。こちらまで感動してしまいました。
この研修を通して彼らは少し大人になったようです。家族への感謝の気持ちを持った者、英語の学習への意欲を持った者、日本人としての自分について考えた者など、生徒たちはそれぞれ有意義に過ごしたようです。
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