安全教育
(第4回防災総合訓練)
池袋防災館


 今回で4回目の防災訓練が、中学1年生から高校2年生までの各クラス安全委員と教職員を対象に、池袋防災館(http://www.tfd.metro.tokyo.jp/ts/ik/ikeb.htm)において実施されました。この訓練は、災害の被害を最小限にとどめるために、訓練を受けた生徒が学校やクラスにおけるリーダーとして活躍する際の心構えを身につけることを目的に行われます。訓練は、@救急コーナー A煙コーナー B消火コーナー C地震コーナー D通報コーナー E視聴覚教室 の各コーナーでの体験学習でした。

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【救急コーナー】
 インストラクターの指導を受けて、正しい応急手当の方法を学習する生徒たち。蘇生訓練人形を使った人工呼吸の仕方を学びました。口の当て方が悪いと空気が漏れてしまい、いくら吹き込んでも空気が入りません。顔を真っ赤にして息を吹き込んでもランプが点かず、慌ててしまう生徒がいました。



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【煙コーナー】
 煙が充満する迷路を歩きます。煙から避難する時の仕方を学ぶコーナーですが、上の写真のように迷路の中は何も見えません。「かがんで煙を吸わないように」とインストラクターから言われたのですが、道に迷った!と慌てた拍子にブザー。かがむのを忘れ、背丈が120cm以上になると警報が鳴ってしまいます。



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【消火コーナー】
 消火器の使い方を学びます。大型スクリーンに映し出される炎に向かって消火器の水(本物の消火器は使いません。)を噴射。上手く消せると「消火完了」という文字がスクリーンに現れます。



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【地震コーナー】
 震度6以上の揺れの中でとるべき正しい行動を体験します。机の下にもぐる前に、扉を開けて避難口を確保、火の元を閉じて火災を防ぐ・・・、とっさの時にもなすべきことは多いのです。



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【通報コーナー】
 電話機の種類によっても通報の仕方は異なります。画面に映し出される場面に従って、実際に緊急通報をしてみます。



安全教育に参加して



中学1年B組 T.K
 11月16日に授業を3時間うけてから池袋防災館に行きました。まず救急コーナーで人工呼吸の方法を学びました。人工呼吸は5秒ごとに800ccから1200cc吹き込めばいいと言われましたが、ぼくは1700cc吹き込んでしまいました。次に煙コーナーに行って、煙のことについて学びました。煙は上から広がっていくため、しゃがめば大丈夫だと言われました。煙コーナーの中は開かないドアもたくさんあったため、少し迷ってしまいました。その次に消火コーナーに行き、消火器の種類や使い方などを学びました。消火器は3リットル入りのものを使用しましたが、容器の重さもあるため、6〜8sあり、とても重たく大変でした。地震コーナーでは地震のときどうすればいいかを学びました。内容はまず火をとめて、通路を確保するなどのことでした。ぼくは昔、地震を体験したことがあったので、より深く理解できました。防災体験によって緊急時にどうしたらいいか分かったのでとても役に立ちました。これからもこういうことに取り組んでいきたいと思いました。とても楽しかったので、また来年も行きたいです。


中学1年B組 T.K
 11月16日僕達は池袋防災館へ行きました。
 まず最初に体験した救急コーナーでは人工呼吸のやり方を教わりました。これは息を多く吹き込んでもいけないし、少なくてもいけないので、意外と難しかったです。
 次は煙コーナーへ行きました。火事になった時のシュミレーションで、煙の性質を学んで避難する時に役立てるというものでした。
 次は消火コーナーへ行き、実際に消火器を使ってスクリーンに映し出される炎を消しました。消火器には液体タイプと粉末タイプの2種類があり、液体タイプが火の元の部分にかけて冷やして消火するのに対して、粉末タイプは火の上の方からかけていって酸素をさえぎり消火するということでした。
 次に地震コーナーで震度7の揺れを体験し、地震が起きた時どのように行動すればいいかを学びました。手順は、まず火を消し、逃げ道を確保してから机の下などで丸まって揺れがおさまるのを待つということでした。
 最後に防災の映画を見ました。これを見て、人間は地震などが起きるとパニックになり、どうしてよいか分からなくなるということが分かりました。