高3 「憲法・法の日週間」記念講演会


 5月2日(金)3・4校時、本校講堂で「憲法・法の日週間」記念講演会が実施されました。5月3日は「憲法記念日」、10月1日は「法の日」にあたることから、それぞれ前後の1週間は「憲法週間」「法の日週間」となっています。東京の検察庁・弁護士会・裁判所では例年これらの日を記念し、三者で協力して記念行事を開催しています。今回の講演はその一環として行われたものです。法学部を希望している生徒はもちろん、それ以外の生徒も現場の裁判官の話に真剣に耳を傾けていました。


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 講師の齊藤充洋先生です。先生は現在東京家庭裁判所判事補でいらっしゃいます。

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 資料を参考に、話を聞いています。
 話を聞きながら、要点を書き取っています。質疑応答に備えているのでしょうか。

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 質疑応答。少年法について。なぜ少年は守られているかという質問。
 なぜ裁判官になられたかという質問。齊藤先生も予想されていたようで、ご自分のことを詳しく話してくださいました。

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 陪審員制度について。日本にはない制度ですが、導入されることはないのかという質問。
 人を裁く時にどんな気持ちになるかという質問。

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 裁判官は社会通念によって判決を下すという話を受けて、裁判官によって同じ裁判でも判決が変わることがあるのかという質問。
 社会通念自体は変わらないが、その捉え方が個々の裁判官によって違うかもしれない。そういう意味では判決が変わることもありうる、というお答えでした。