安 全 教 育(中1〜高2)

 11月17日に池袋防災館において、安全教育の一環として防災訓練が行われました。参加したのは、中学1年生から高校2年生までの各クラス2名の安全委員72名と引率の教職員8名の計80名でした。毎年実施されているこの防災訓練は、地震・煙・消火・救急などについてその対応を実際に体験することで、災害時の被害を最小限にとどめるためのリーダーとしての心構えを学ぶことを目的に実施されます。

anzen1 地震体験コーナー

 震度7までを再現できる部屋で震度6の揺れを体験している模様です。突然の地震にとっさに対応することは難しいことですが、それ以前に、震度6の揺れのすさまじさを体験できたことだけでも十分な訓練になったことと思います。いすに腰掛けていても、振り落とされそうになっていました。
anzen2 消火体験コーナー

 消火器を常備しているご家庭は多いでしょうが、その使い方を理解していない、ということは往々にしてありえることです。用途に応じた消火器の使い分け、消火器の使い方、火元との距離のとり方などを教えてもらいました。
 
anzen3 救急体験コーナー

 人工呼吸という言葉やその重要性を知ってはいても、それができる人は非常に少ないのが現実でしょう。人工呼吸のスキルが重要なのは言うまでもありませんが、息を吹き込む前にすべき確認事項や呼吸停止から数分間が救命の境目であることなど、日頃では知りえないことも訓練を通じて学べました。3〜4名で1グループを作り人工呼吸を体験した生徒の皆さん。最初はうまく息が入らず、みんなで"ああでもない、こうでもない”と。楽しみながら学んでいました。