教科見学会−楽器博物館見学・鑑賞会(中1・2)
今年度の中学1・2年の教科見学会は、10月28日に武蔵野音楽大学において実施されました。楽器博物館を見学し、音大生によるオーケストラの演奏を聴くという、「芸術の秋」にふさわしい内容のこの見学会は、日頃なかなか親しむことが少ない芸術に触れるよい機会で、参加した生徒の皆さんは、大いに満足をしていたようです。
ベートーヴェンと一緒に 当日の集合は9時。行事が大好きな中学1年生は、集合の30分以上前には集まっていました。そして、少しの時間でも惜しんで楽しく歓談。カメラを向けるとすぐに「ハイ、ポーズ!」そんな彼らをベートーヴェンが見下ろしています。 |
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楽器博物館 武蔵野音楽大学の楽器博物館は、1階に鍵盤楽器、2階にヨーロッパの楽器、3階に世界の民族楽器を展示しています。各階では博物館の方が丁寧に解説してくださいました。ここは2階で、壁面に展示してある3本の楽器は、左から、バリトン・ユーフォニウム・ダブルベルユーフォニウムです。 |
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グラスハーモニカ 楽器博物館の2階に展示されているグラスハーモニカは、ガラスの器の淵を濡れた手でスーっとなぞって音を出します。「やってみてください」の言葉に、早速チャレンジをしていました。我も我もの生徒と、ヒヤヒヤした眼差しをされた先生方が対照的でした。 |
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父母70名参加 ベートーヴェンホールでの鑑賞会には、ご父母の姿も見られました。土曜日に実施されたこともあったのでしょう、約70名の方々が、クラシックの名曲に耳を傾けました。 |
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いよいよ本番 演奏に先立って、先生方から鑑賞会の目的や注意についてのお話がありました。生徒の皆さんの眼差しに、鑑賞会に対する真剣な気持ちがうかがえます。 |
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鑑賞会 ”生の迫力” 当日のプログラムは、パイプオルガンの独奏とオーケストラの演奏でした。 ベートーヴェンホールのパイプオルガンは、4140本のパイプによってできている、というお話には生徒も思わずビックリ、「オーッ」という声をあげていました。簡単な楽器解説の後はお馴染みの名曲の独奏。パイプオルガンが奏でる重厚な響きにまたもや驚かされました。 パイプオルガンの独奏の後はオーケストラの演奏。やはり生の迫力は違います。弦楽器と管楽器の絶妙なアンサンブル、どの奏者からも曲に対する思い入れがひしひしと伝わってきます。「さすがは音大生の演奏」と聴き惚れてしまいました。「芸術の秋」にふさわしい約90分の鑑賞会でした。 【プログラム】 パイプオルガン J.S.バッハ 小フーガ ト短調 P.A.ヨン トッカ−ティナ J.S.バッハ トッカータとフーガ ニ短調 オーケストラ L.v.ベートーヴェン 交響曲第5番「運命」 J.シベリウス 交響詩「フィンランディア」 F.リスト 交響詩「レ・プレリュード」 |
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