PTA教養講座−「親の知らない子供達の闇」

 11月4日の午後、平成12年度第2回PTA教養講座が本校講堂において実施されました。PTA教養講座は、昭和59年度の学園創立55周年の際、記念行事のひとつとして開かれたのが初めで、今年で16年目を迎えました。講座は年度に2回企画され、本年度第1回(6月10日)は本校OBの宇崎竜童氏をお迎えしました。
 今回の教養講座では、現在社会問題にもなっている少年犯罪や薬物の乱用などについて、2名の講演者をお招きしてお話を伺いました。なお、この教養講座の抄録は、12月発行の「たらちね38号」に掲載されます。

kyoyokoza1 開始前の風景
 
 当日の開始は15時。学級PTAを終えたご父母が続々と入場されます。
kyoyokoza2 現場から
 −迫力あるお話


 前半の講演は、警視庁中野警察署少年第一係長の浦川崇(うらかわ たかし)氏にお願いをしました。最初20分間のビデオを見た後、少年犯罪の実態をつぶさにお話になりました。
kyoyokoza3 聞き入る父母

 当日は学級PTAの後にもかかわらず、約370名のご父母が出席され、熱心に講演を聞かれていました。
kyoyokoza4 薬物乱用の恐怖

 薬物乱用の恐ろしさを熱心に訴えていらっしゃった、後半の講演者である阿部俊三(あべ しゅんぞう)氏。薬物について正しい知識を持つ必要性を強く感じました。阿部氏は麻薬・覚せい剤乱用防止センターを設立された方です。
kyoyokoza5 薬物乱用防止読本

 当日は、財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止センターが作成した冊子が配布されました。漫画を用いることで、分かりやすく薬物乱用の恐ろしさを訴えています。