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2007年11月09日
10月31日、高校1年生は教科見学会を行いました。見学の対象となったのは都内の博物館でした。事前に、クラスメイトと5人前後の班を作り、見学する博物館を選択し、行動予定を立てました。当日は登校してから出発し、見学後学校に集合しました。天候にも恵まれ、教科見学会としてよい1日となりました。
高1 教科見学会01 高1 教科見学会02
科学未来館です。プラネタリウムがあったり、ロボットのアシモを見学できたことが印象に残っているようです。見るだけでなく、体験するコーナーもいろいろあり、面白かったとの意見が多数ありました。
高1 教科見学会03 高1 教科見学会04
科学技術館です。自転車にまたがったり、多数のカメラで同時に撮影されるコーナーなど、いろいろと体験できて面白かったようです。見るだけより、深く理解ができるので充実していたとの意見がありました。理系に進みたいと考えている生徒に適していたようです。
高1 教科見学会05 高1 教科見学会06
国立科学博物館です。日本でも数少ない国立の博物館です。全部見ようと思ったら1日では見学しきれないほどです。特別展、常設展示の中で、特に興味のある展示をそれぞれ見学していました。
昭和館です。戦中・戦後がこの博物館の主題であり、戦争を体験していない分、博物館のようなところへ見学へ行き、自ら学ばなければならないという意識を強く持ったようです。玉音放送の次の日、皇居の前で拝む人の姿が印象に残ったと見学へ行った班はレポートに記してしました。
高1 教科見学会07 高1 教科見学会08
今回は、一般の博物館のほかに、大学付属の博物館にも見学へ行きました。大学の博物館は研究の一部を紹介しているというのがよく伝わってくるようでした。東京海洋大学海洋学部の水産資料館です。ミンククジラの骨格標本や船の模型の展示に興味を示していました。
東京理科大学近代科学資料館です。昔の計算機で計算をしたり、タイプライターを触ることはとても興味深かったようです。音楽部の生徒は今は手に入れることのできない演奏家のレコードに感動していました。
高1 教科見学会09
明治大学の博物館です。3つの展示部門の中でも、特に刑事部門で扱われる拷問・処刑具の展示が印象深いものだったようで、この部門のことがレポートによく記載されていました。また付属の高校生ということもあり、明治大学の歴史を知ることも興味深かったようです。
写真のある博物館のほかにも、一般の博物館では江戸東京博物館、近代文学館、しょうけい館、東京国立博物館が、大学付属の博物館では東京大学総合博物館が見学地の1つとして設定され、見学した班がありました。

今回の教科見学会では、複数の博物館を1日に見学し、いろいろな違いがあることを感じたようでした。見学後、学校に集合した際には、自分の見学した博物館の話をほかの班の友達としていました。博物館が研究機関であり、専門性の高いものであることを知り、自ら学習しに行く場であることを知るよい機会となりました。また、学芸員の方や係の方に温かく受け入れていただき、教科見学会という行事がいろいろな方のご協力で行えることを実感したようでした。見学を快く受け入れて下さった博物館、見学に協力して下さった方々、まことにありがとうございました。

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