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2014年08月19日
中3・高1 東北被災地研修
第1日 8月20日(水)
研修初日は、「南三陸さんさん商店街」にて班毎にインタビューを行い、それをもとにしたポスターを作成します。また、同ポータルセンターでは、被災した方の体験談を伺い、その後、徒歩で志津川地区を視察します。東京では見聞きできない被災地、被災者のありのままに触れることが、研修初日の目的です。
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東京駅8:10集合。時間通りに30名全員が集まりました。

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新幹線の車内では、最初に訪れる「南三陸さんさん商店街」でのインタビューに備えて、班毎にミーティングを行います。

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昼食は南三陸さんさん商店街で各自好きなものをいただきました。(旬の”うに”は最高でした!)

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さんさん商店街に併設されているポータルセンターで、震災当日の様子について話を伺いました。震災直後に必死で逃げたこと、津波の威力、避難所でのプライバシーがない生活、体験者だからこそ語ることができるできる講話に、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。

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さんさん商店街では班毎にインタビューを行いました。これは震災の追体験だけではなく、キャリア教育の要素も込めたもので、日常では接することが限られる大人との関わりにより、働くことの意味や異世代の社会観などについて考えさせることを目的として取り組ませました。生徒の質問「将来の夢は何ですか?」に対して、「南三陸が、子供たちが安心して暮らせる場となること」と話された方の言葉が心に残りました。インタビューの最後には、「震災のことを忘れないでください」ともおっしゃっていました。
〔生徒の感想より〕
取材先の方の思いがよく伝わってきた。自分たちのためにあの嫌な記憶を思い出し、涙ぐみながら話してくれたその姿に感動した。

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初日に最も多くの感想に挙がった「防災対策庁舎」。全員で黙祷を捧げ、献花をしました。〔生徒の感想より〕
防災庁舎も実際に見学しましたが、とても言葉が出なかったです。震災から今年でもう4年となり、もう被災の跡は残っていないと思っていたが、防災庁舎の鉄骨だけの姿を見てとても驚いた。

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さんさん商店街での震災講話は、被災者の立場でのものだったのに対し、ホテル観洋では、被災者を受け入れた立場でのお話を伺いました。
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夕食は大広間に据えられたお膳でいただきました。こういった形式での食事は初めて、という生徒が多かったようです。

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インタビューをもとにして班毎にポスターを制作します。タブレット端末を用いてコピー(文章)を入力し、レイアウトを決めます。完成したデザインは各端末よりPCに転送され、プロジェクターにより投影し、班毎にインタビューのエピソードやポスターのコンセプト等を発表し合います。ちょっとしたICT教育です。

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