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2007年10月12日 図書館通信 「らいぶらりーNEWS 秋分号」&「図書館かわら版 第8号」発行中

本館図書室より「らいぶらりーNEWS 秋分号」、4号館図書室より 「図書館かわら版 第8号」をそれぞれ発行しました。両図書室で配布していますので読んでみてください。

秋も深まる読書の秋―今回のニュースより中学・高校それぞれおススメ図書の紹介

本館図書室より

「読書」から広がる様々な世界

「職業外伝」・「続職業外伝」(366.2/ア/1・2)秋山真志著 ポプラ社
飴細工師、街頭紙芝居師、へび屋、銭湯絵師、真剣師など、いまや絶滅寸前の数々の職業。しかしそれを今も“天職”として生きている人々がいる。そしてその人たちははとても輝いている。そんな一風変わった様々な職業と生き様を紹介する二味も違う番外的ハローワーク。

やはり面白い小説・物語

「鹿男あをによし」(913.6/マ)万城目学著 幻冬舎
奈良の女子高の臨時教員として赴任することになった俺が出会ったのは喋る鹿。その流暢な日本語を中年声で喋る鹿は俺にある使命を言い渡してくる。受け 持ったクラスには生意気な女生徒、そして鹿からは「先生がやらなきゃ世界が滅びるぞ」と脅される。慣れない奈良での波瀾の生活はどうなる事やら。古都の風 情と古代へのロマン、そして爽やかな青春が混じった痛快小説。

「双生児」(933/プ) クリストファー・プリースト著 早川書房
ある日持ち込まれた第二次大戦中のある人物の手記。それは空軍の英雄にして良心的兵役拒否者という相反する経歴を持つ謎の人物のもの。興味を覚え探るう ちに浮かび上がったのは同じイニシャルを持つ双子の男。そして読み進めるうちに見知った歴史は異なる分岐を辿っていく。戦争に翻弄される双子の数奇な運 命。熱中して読める読書の秋にピッタリのSFミステリ。

4号館図書室より

今回イチオシの作品

「鬼にて候 1」(M913/ヨ/1) 横山充男著 岩崎書店
悪霊を退治する「鬼道師」の血を引く「保」に邪霊の魔の手が迫る!その時、「保」の中に宿る「鬼道師」の力が目覚めた!

チョット読み!

「さくら横丁」(M726/サ) さくらももこ著 集英社
『ちびまる子ちゃん」の作者さくらももこさんの携帯サイトに寄せられた読者からの爆笑メールを集めた本です。

宇宙の本特集

「火星からのメッセージ」(M445/ベ) ジム・ベル著 ランダムハウス講談社
世界初の火星の写真集。「スピリッツ」と「オポチュニティー」という2機の火星探査機が撮影した実際の火星とは一体どのようなものだったのか?火星や火星人に興味もある人もない人も一見の価値のある本です。
そのほかにもいろいろ読書の秋に見合った様々な図書が両図書室にはありますので一度書架をのぞいてみてください。ちょっとした息抜き・新しい世界との出 会い・奮って挑む勉強のためなど本を読む理由はたくさん。何か自分に語りかけてくるような本と出会いに図書室へ来てみてください。