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2009年4月28日 図書館通信 「らいぶらりーNEWS 立夏号」&「中学図書室通信 BOOK TIME 09-1号」発行中

「らいぶらりーNEWS 立夏号」 & 「中学図書室通信 BOOK TIME 09-1号」  をそれぞれ発行しました。両図書室で配布しています。

春が過ぎ去り、そろそろ感じる夏の季節
―今回のニュースよりおススメの図書の一部を紹介―

本館図書室より

新生活を彩る 愉快な小説・物語

「プリンセス・トヨトミ」(913.6/マ) 万城目学著 文藝春秋
東京からやって来た会計監査官三人と大阪に住む二人の中学生が出会った時、歴史の裏に隠され続けてきた大阪の真実が明らかになる。そしてそれが日本を揺 るがす、大阪の長い一日の幕開けだった・・・。京都で「ホルモー」、奈良で「鹿」、大阪では何が起こる?奇想の万城目ワールド全開です。

「声の網」(91/ホ) 星新一著 角川文庫
便利な万能機器として電話が社会の隅々を覆っている世界。ある日その電話から自分の店への強盗予告が聞こえてきて・・・。現代のネット社会を予見したかのような12の連作。30年前に想像された未来の姿、今をどこまで見通していたのだろう?

面白おかしく、楽しく“学ぶ”!!

「シュレディンガーの哲学する猫」(B913.6/タ) 竹内薫・竹内さなみ著 中公文庫
ある日いきなり家で飼っている猫が小難しいことを喋りだした。生きているけど死んでもいる有名なシュレディンガーの猫となった猫は日々気まぐれに古今東 西の哲学者となり、その哲学を語る。難解な哲学をポイントごとに分かりやすく、シュレ猫とともに巡っていく小説仕立ての真理探究冒険ファンタジー。

本は物語だけでない-チョット考えてみるノンフィクションから

「占領ノート 一ユダヤ人が見たパレスチナの生活」(302/ア) エリック・アザン著 現代企画室
「こんな扱いを受けるなんて、一体私たちが何をしたというのか」。著者が訪れたヨルダン川西岸地区の三つの町。壁によって隔てられ分断された、“占領”された町に住む人々はどのような思いを抱き暮らすのか。解決の見えないパレスチナ問題の現実を目にする訪問記。

身近な不思議・疑問を見つける

「すごい空の見つけ方」(451/タ) 武田康男写真・文 草思社
同じ空には二度と出会えない。ふと見上げればそこには気まぐれなお天道さんの気分が広がっている。そんな偶然に左右される珍しい多数の天気の写真と共にその現象の理由も解説してくれる。ちょっと空を見上げたくなる一冊です。

四号館図書室より

春のおすすめ新着本!

「H・I・V・E~悪のエリート養成機関」(M933/ウ/1) M・ウォールデン著 ほるぷ出版
世界最強の悪人を育成するための学校「HIVE(ハイヴ)」に無理やりつれてこられた”オットー”は、強固なセキュリティーをかいくぐり、脱出を試みるだが・・・。手に汗握るSFアクション小説!

ウソ! ホント! ありえな~い!

「ヤミナベ・ポリスのミイラ男」(MB913/カ) 梶尾真治著 光文社
爆弾テロで重傷を負った”カズヒコ”は、天才科学者“ユノ・K”の移植手術によって<超人>としてよみがえった! ある日突然スーパーヒーローにされてしまった青年の運命は! 大爆笑必至のSF小説!

「試すな危険! 冒険野郎ハンドブック」(M049/フ) H・S・フルガム著 早川書房
「人食いザメを生け捕りにする!」 「エッフェル塔の展望台からロープで降下する!」 「時限爆弾を解除する!」  こんな冒険したい人必見の冒険マニュアル! よい子は絶対に真似しないで下さい。

すごい<ウソ>あります!

「世界のエイプリルフールジョーク集」(MN901/ス) 鈴木拓也著 中央公論社新社
4月1日のエイプリルフールには、世界中でこんなすごい〈ウソ〉のニュースが流れているんです!
 ★渋谷のハチ公像、深夜に消失!
 ★サッカーが十人制に!
 ★体長35センチの巨大ゴキブリ大発生!
 ★庭で妖精のミイラを発見!
他にもたくさんの新着図書が入ってきています。
「何か面白そうだ」と、ちょっとでも感じたなら、手に取ってみてください。

新緑豊かに芽吹く頃、そろそろ夏の気配が感じられます。
そんな爽やかな日々の中で、よき本と出会っていってください。