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2009年11月21日 図書館通信 「らいぶらりーNEWS 冬至号」&「中学図書室通信 BOOK TIME 09-4号」発行中

「らいぶらりーNEWS 冬至号」 & 「中学図書室通信 BOOK TIME 09-4号」  をそれぞれ発行しました。両図書室で配布しています

冷えた体を“心(しん)”から暖める!!
―今回発行のニュースよりおススメの図書を紹介―

本館図書室より

寒い冬に熱くなる物語

「青嵐の譜」(913.6/ア)天野純希著 集英社
襲来する数万の軍勢、「元寇」の荒波は三人の若者たちをその渦中へと巻き込んでいく。運命に振り回されながらも幼き日の一つの約束を胸に、彼らはそれぞれの戦いへと赴いていく。凄惨を極める戦乱を生き抜く若者たちを描いた青春群像劇。

「パパの電話を待ちながら」(973/ロ)ジャンニ・ロダーリ著 講談社
そんな変なのありえない・・・けれどももしかしたら? 毎夜出張先からパパが電話越しにお届けするおやすみ前の不思議な小話の数々。ユニークでシュールな奇想天外ショートショート集。

待望の続編、前巻と併せて

「獣の奏者 Ⅲ探求編・Ⅳ完結編」(913.6/ウ/3・4)上橋菜穂子著 講談社
決して人に馴れぬ獣、王獣と心通わせた少女エリン。その後一児の母となり平穏に暮らすことを望んだ彼女の前に、避けては通れぬ運命がその姿を見せる。あの時明かされなかったもう一つの真実とは?人と獣の壮大な物語、全てを繋ぐ完結編。
→前巻を読んでない人は「獣の奏者 Ⅰ・Ⅱ」(913.6/ウ/1・2)も一緒にどうぞ。

ことばはめぐる、言語の話

「外国語の水曜日」(807/ク)黒田龍之輔著 現代書館
「ポケットいっぱいの外国語」(804/ク)黒田龍之輔著 講談社
「語学はやり直せる!」(B807/ク)黒田龍之助著 角川Oneテーマ21新書

“外国語”と聞くと構えがち。けれどももっと気軽に“知らないことば”に近付いてみよう。マイナー言語と言われても自分の興味から楽しく深く、多くの言語に通じていった語学教師が“外国語”との付き合い方を案内します。

知的好奇心を刺激する!!

「日本「もの物語」なぜ回転寿司は右からやってくるのか」(504/ナ)夏目幸明著 講談社
生活の中のありふれた日用品には隠されたこだわりがある。深くそして納得の話をメーカーに直接尋ねに行って聞いてきた世界に誇る二十四の“物”語。

「世界の三猿」(388/イ)飯田道夫著 人文書院
「見ざる」・「聞かざる」・「言わざる」。日本固有と思いきやなんとこの三猿は世界中にいた! アジア・アフリカ・ヨーロッパとその伝来をさぐる内、そのルーツとして驚くべき土地にまで辿りつく。文化の伝播の広がりに思いを馳せる、知的刺激に満ちた一冊。

四号館図書室より

冬におすすめ、冷た~い本!

「薬屋探偵妖綺談 銀の檻を溶かして」(MB913/タ)高里椎奈著 講談社文庫
妖怪がからむ事件専門の探偵という奇妙な仕事している三人組! その彼らの前に雪の上に描かれた巨大なミステリサークルが出現する! そしてその中心部には小学生の死体が・・・!謎の三人組は、この事件を解決できるのか?! そして彼らの正体とは!

「5000年前の男」(MB202/シ)K・シュピンドラー著 文春文庫
標高3210メートルの山中からミイラ化した男性の遺体が発見された! それは何と5000年前の人間だった! “アイスマン”と呼ばれる冷凍ミイラの謎を追った驚きのドキュメント! 

「『人口冬眠』への挑戦」(B491/イ)市瀬史著 講談社ブルーバックス
人間の寿命を大幅に伸ばし、長期間の宇宙旅行をも可能にする“人口冬眠”の技術。この技術が数年以内に実現されようとしている! このSF的技術は、いかにして可能となるのか? 人間の“人口冬眠”技術を分かりやすく解説した驚きの科学書。

冬はゲームで盛り上がれ!

「猫を抱いて象と泳ぐ」(M913/オ)小川洋子著 文藝春秋
壊れたバスに住むひどく太った男が、少年に教えてくれたのは“チェス”というゲームだった。そしてそれは少年の人生にとってかけがえのないものとなった。奇妙な方法でチェス盤に向き合いつづけた一人の天才チェス少年の生涯を描いた、感動の物語!

お知らせ

年末図書室整理のため、2008年分の雑誌のバックナンバーを整理します。
欲しい雑誌がある人は司書室まで来て下さい。
また12月1日(火)より冬休み貸し出しとなります。
返却期限は1月12日(火)までです。


そのほかいろいろ新着図書が入ってきています。
急に冷え込みはじめ、木々が色付く間もなく冬支度となるこの頃。
年も押し迫る、慌ただしさの合間にでも、
一つ所にとどまらぬ本の世界へと。