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2010年4月24日 図書館通信 「らいぶらりーNEWS 立夏号」&「中学図書館 BOOK TIME 10-1号」発行中

「らいぶらりーNEWS 立夏号」 & 「中学図書館 BOOK TIME 10-1号」をそれぞれ発行しました。両図書室で配布しています。

慌ただしい春がすぎ、季節は夏も間近
―今回発行のニュースよりおススメの一部を紹介―

本館図書館より

今月のおすすめ!

『天地明察』(913.6-ウ) 冲方丁著 角川書店
江戸幕府直参の碁打ち衆ながら算学好きの変わり者、渋川春海。そんな彼に下された世を引っくり返す大事業、日本初の暦作り! どんな挫折にあおうとも、 「士気凛然、勇気百倍」を胸に、天を相手取った大勝負に挑む!! 日本最初の国産暦作成プロジェクトに携わった男の波乱に満ちた生涯を、愉快な登場人物た ちと共に描く、爽やかな読後をもたらす新感覚時代小説。

日本の改暦事情に興味を覚えたら・・・・
『江戸の天文学者 星空を翔ける』(440-ナ)中村士著 技術評論社
でこの時代以前と以後の日本の暦事情の理解を深めてみよう。

鉄道を巡るふしぎな旅

『ロスト・トレイン』 (913.6-ナ) 中村弦著 新潮社
「まぼろしの廃線」という噂を聞いたある日、一人の鉄道仲間が失踪した。彼の行方を捜す中で行き着いた山奥の忘れられた路線。そこで起こる奇跡とは? レールを進む鉄道は人の一生のよう。優しく、ちょっと寂しい、鉄道の魅力に満ちた幻想的な物語。

“日常”はちょっとした疑問の宝庫

『サはサイエンスのサ』(404-シ)鹿野司著 早川書房
世界と科学はもはや分けては考えられない。様々な科学技術の発展は私たちの生活を、世界そのものを変えていく。もっと気軽に、堅苦しい“科学”から“サイエンス”へ。サイエンスで変わる私たちと世界の見方を語る科学エッセイ。

“考える”人になるには

『思考の整理学』(B141-ト)外山滋比彦著 ちくま文庫
決まった流れの中に身を任せる「グライダー人間」ではなく、自身で思考し飛び上がれる「飛行機人間」を目指せ。思い、考え、生み出していくために身につけるべき姿勢とは何なのか? 読み継がれる“思考”世界への入門書。

“読書”のススメ

『だから人は本を読む』(019-フ)福原義春著 東洋経済新報社
なぜ人は本を読む? 読まなくてはならない? 自身の読書遍歴と共に本を読むことの価値とその思うところを語っていく。読書は自分をつくること、真の知、教養を知っていき、人間となっていくため、だから人は本を読む! 繋ぎ伝えていく、読書のススメ。

四号館図書館より

春のイチオシ!

『パーシージャクソンとオリンポスの神々』 (M913-リ1~5)R・リオーダン著 ほるぷ出版
転校と退学を繰り返す問題児「パーシージャクソン」はある日自分が〈神〉と〈人〉とのハーフあることを知らされる!そして盗まれた神の至宝〈雷撃〉を探す旅に出ることに・・・!映画化で話題沸騰中の壮大なファンタジー小説!

春のおすすめ新着本!

『ダッシュ』 (M913-イ)五十嵐貴久著 ポプラ社
〈ねーさん〉のためなら命もかける!法律も国境も飛び越えて、憧れの先輩のために爆走する、バカで熱い男子高校生たちの、痛快青春ストーリー!

『歴史を変えた!?奇想天外な科学実験ファイル』 (M407-バ)A・バーザ著 エクスナレッジ
「睡眠学習は可能か?」「人間は一日にどれだけおならをするのか?」などなど、へんな疑問に取り付かれた科学者たちが、大真面目に行った奇想天外な科学実験を一挙大紹介!果たしてその結果は・・・?!

本当にいた!≪謎の生物≫大集合!

『アルテミス・ファウル~妖精の身代金~』 (M913-コ―1~4)E・コルファー著 角川書店
伝説的な犯罪一家に生まれた天才少年「アルテミス・ファウル2世」が狙ったのは、妖精の国の黄金だった!天才的頭脳を駆使する少年と、、魔法をあやつる妖精の対決!勝つのはどっちだ!

この本に注目!

ろくろ首は<生物学的>にあり得るか?
『妖怪を科学する』 (M388-タ)武村政春著 メディアファクトリー
分子生物学の研究者でもある著者が、妖怪を徹底的に解剖し、その仕組みを科学的に解明した!
 ★ろくろ首は首の中に心臓を持っている!
 ★河童は光合成でエネルギーを得ている!
 ★輪入道の体にはモーターがついている!
 ★人面瘡の正体はDNAだった!
ニュース紹介図書以外にもたくさんの本が入っています。
自分の「面白そうだ」というアンテナをしっかり立てて、
本の扉をくぐってください。
薄紅色の並木道はすでに緑が彩る新緑の芽吹く道
学生生活の彩りの一つに、よき本とも出会っていきましょう。