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2014年10月24日 図書館通信 「らいぶらりーNEWS 霜降号」&「中学図書室通信 BOOK TIME 号外」発行

「らいぶらりーNEWS 霜降号」と「中学図書室通信 BOOK TIME 号外」を発行しました。各学級で配付しましたので読んでください。図書館でも配布しています。

秋風吹く読書の秋に、
両図書室からおすすめの図書案内

高校図書閲覧室より

読書の秋にじっくりひたれるおすすめ作品

「オービタル・クラウド」 (913-フ) 藤井太洋著 早川書房
軌道上で不可解な動きをする謎のデブリを発見した日本のエンジニア、彼の下にもたらされたその正体は宇宙開発先進国へ大規模テロを仕掛けるためのもの だった。いまや人類は宇宙なしでは生きられない、果たして彼らのチームは宇宙への道を覆わんとする“雲”を取り除けるのか? 地球と宇宙の間を舞台に、壮 大なスケールでおくるSFサスペンス。

「麒麟の舌を持つ男」 (913-タ) 田中経一著 幻冬舎
一度口にした料理ならなんでも作りあげることのできる“最期の料理請負人”にかつて満州の地で生み出されたとされる「最高の満漢全席」の再現が依頼され る。70年前の満州と現在の日本が“麒麟の舌”の男によって繋がっていく、果たして幻のレシピは甦るのか? 歴史の裏側に秘された料理ミステリー。

「小林秀雄 学生との対話」 (914-コ)小林秀雄話 新潮社
“うまい質問をすること、そこにはもはや答えはいらない”。批評の大家、小林秀雄が夏、学生たちに行った講演とその質疑応答の記録。“うまい質問”のために頭をひねること、そこにこそ人の思考の真髄があり、知が生まれていく瞬間となる!知的刺激を促す現代の対話篇。

芸術の秋に“美術”の世界へ

「井浦新の美術探険東京国立博物館の巻」 (704-イ)井浦新著 東京美術
ここは日本が誇る宝の山。どこかで必ず見たことのある考古物や美術品はここに行けば直に目に出来る!様々な“美術”がそろう東京国立博物館の魅力や好きな展示を美術好きの俳優がガイドしていく。

「もっと知りたい~ 生涯と作品―アート・ビギナーズ・コレクション- シリーズ」(721―日本画 723―西洋画 750―工芸 など) 東京美術
伊藤若冲や葛飾北斎などの日本美術、ミレーやモネなどの西洋美術、ほかにも法隆寺や興福寺の仏像やはにわ、それに建築物や工芸品などを作家の生涯と作品 を中心に多くの図版と共にわかりやすく様々な美術の世界をまとめるシリーズ。ちょっと目に留まった作品について知りたいならまずはこれ、奥深き美術への入口。

今月の新書―食の姿で読み解く社会のすがた―

「ファミリーレストラン」 (N673-コ)今柊二著 光文社新書
家族がそろって食事する特別な場所から、気軽に居座り日常を過ごす場所へ。日本の外食のかたちをつくってきた“ファミレス”は日本社会の変遷を鏡のように映している。実際にそれらのファミレスで喫食しながら論じていく、日本の外食と家族の在り方の移り変わり。

四号館図書館より

中学図書館で新着紹介本はありませんが、「号外 現代の名作を読む!」を発行しています。本を読むのに最高のこの季節に「最高の読書体験」をしてみませんか? 読んだら感動間違いなしのこの10冊!現代の名作を是非どうぞ!
図書室の設備はだいぶ狭くなりましたが、
新たな出会いを待つ図書は続々入ってきています。
残暑と冬のかすかな間の爽やかな季節に、
あなたの心に彩りを添える「読書の秋」を。