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受験のポイント

受験のポイント

出題傾向

お問い合わせの多い受験教科の出題傾向について、各教科の担当者からのアドバイスです。
傾向と対策も大事ですが、それ以上に考える力、それを支える幅広い知識と学力が大きな鍵となるでしょう。
一日一日を大切に、確かな学力を身に付けることができるよう、努力しましょう。
  • 中学校
  • 高等学校

中学校入試

国語
・1時限目の実施で、試験時間は50分、100点満点です。
・問題構成としては、長文読解問題が6割、言語事項が4割です。
・長文読解問題では、記述式の設問も多く、誤字・脱字、答え方が不正確な場合(例えば、理由を問われているのに「~こと」と答える)は減点の対象となります。また、指示語、接続詞、主語、言葉の係り受けの問題などが出題されます。
・言語事項については、漢字の読み書きが20点程度出題されます。漢字は、小学校の学習漢字の範囲内ですが、字はていねいに書くことを心がけてください。そのほか四字熟語、慣用句、ことわざ、語句の意味、言葉のきまり(文法)などが出題されます。
社会
・2時限目の実施で、試験時間は30分、50点満点です。
・地理・歴史・公民の3分野から出題されます。
・解答形式は「選択肢から選ぶ」「語句を解答する」ものがほとんどですが、「文章で解答する」ものが出題されることもあります。1問あたりの配点は1~3点程度です。
・地理は、日本地理を中心に出題されますが、基礎レベルの世界地理も出題されることがあります。また、グラフや統計データを読み取る問題がよく出題されます。
地名は、地図帳で位置を確認する習慣をつけてください。歴史は、ことがらを単独で覚えるのではなく、原因から結果までの全体の流れを理解するようにしましょう。年表を活用した学習が効果的です。文章で解答する問題は、歴史で出題されることが多いです。公民は、日本の政治を中心に出題され、世界については、基礎レベル程度です。学習内容はそれほど多くないので、もれのないようにしましょう。
・過去1年間の時事に関連する出題も想定されます。日頃から新聞に目を通すように心がけるとよいでしょう。
・なお、用語・地名・人名は、漢字で正しく解答できるようにしておきましょう。
理科
・3時限目の実施で、試験時間は30分、50点満点です。
・物理・化学・生物・地学の4分野から出題されます。
・解答形式は「選択肢から選ぶ」「語句を解答する」「計算によって数値を求めて解答する」が多く、10~20字の記述式問題が出題される場合もあります。1問あたりの配点は2~3点です。
・問題の内容は「知識を問うもの」「法則を使って論理的な思考力を問うもの」「実験・観察に関するもの」「分野を超えた総合的なもの」などです。
・小学校の理科の教科書をしっかり読んでから問題演習を行ってください。学習量に比例して必ず実力がつきます。
算数
・4時限目の実施で、試験時間は50分、100点満点です。
・計算から文章題、平面・立体図形など、小学校で学習する全範囲から出題されます。
・問題構成としては、計算・小問集合が8~10問程度、その後、文章題・グラフの読み取り、平面・立体図形などの問題が8~10問程度です。
・難問・奇問といわれるような内容は出題されませんので、確実に正解を導けそうな問題から取り組み、早く正確に計算ができるように計算練習を着実に行ってください。

高等学校推薦入試Ⅰ型《総合》

国語
・1時限目の実施で、試験時間は40分、70点満点です。
・問題構成としては、文章の要約を中心として30点、言語事項40点(そのうち漢字の読み書きが20点前後)の予定です。
・誤字・脱字・表現が不正確な場合は減点の対象となります。
・漢字の読み書きは一画一画丁寧に書くことを心掛けてください。
英語
・2時限目の実施で、試験時間は40分、70点満点です。
・全体的な枠組みは、一般入試と同様になりますが、新たに基礎的な和文英訳を出題する予定です。一般入試より試験時間が短いため、読解問題は2題となり、全体的により基礎力を重視した構成になります。
数学
・3時限目の実施で、試験時間は40分、70点満点です。
・計算力、文章の読解、文章内容を数式で表すことができる表現力、グラフや図形を読み取る能力があるかを重視します。例えば、文章問題では与えられた条件を整理して計算する力や途中で複雑な計算になっても諦めないで、最後まできちんと問題に取り組む力を確認します。また、関数(1次関数やy=ax2)においてはグラフの性質と組み合わせたときの総合的な理解力、図形問題においては、円の性質や空間図形を平面で切り取り、相似な図形の性質を利用したり、三平方の定理を利用したりする力を確認します。

高等学校一般入試

国語
・1時限目の実施で、試験時間は50分、100点満点です。
・問題構成としては、長文読解問題が6割、言語事項が4割です。
・長文読解問題では、記述式問題も多く、誤字・脱字・答え方が不正確な場合(例えば、理由を問われているのに「~こと」と答える)は減点の対象となります。また、指示語、接続詞、主語、言葉の係り受けの問題などが出題されます。
・漢字の読み書きは、一画一画丁寧に書くことを心掛けてください。そのほか四字熟語、慣用句、故事成語、語句の意味、文法などが出題されます。
英語
・2時限目の実施で、試験時間は50分、100点満点です。
・高校入試用の英単語帳を用いて、中学の教科書よりも少し上のレベルの英単語まで覚えておいてください。また熟語や慣用表現にもできるだけ多く触れておきましょう。
・基本的な文法事項は、文法問題集などを繰り返し行うことによって、必ず自分のものにしておいてください。
・読解問題は3題出題されます。できるだけ多くの長文を読むことによって読解力をつけましょう。その中でも1題は、特に長い読解問題が出題されます。
・総合的な英語力と、限られた時間内に読み取る力が必要です。日頃から文章の流れをすばやく的確につかむことを意識して勉強に励んでください。
数学
・3時限目の実施で、試験時間は50分、100点満点です。
・計算から文章題、平面・立体図形など、中学校で学習する全範囲から出題されます。
・問題構成としては、計算・小問集合が8~10問程度、その後、文章題・図形などの問題が8~10問程度です。
・一部に、途中の式や考え方を見る記述式の問題が出題されます。普段から式や考え方を正確に書けるように心掛けてください。
・確実に正解を導けそうな問題から取り組み、早く正確に計算ができるように計算練習を着実に行ってください。
・難問や奇問といわれるような内容は出題されません。標準的な高校受験用問題集を一冊やり通し、中学校で学習する内容をしっかり理解してください。