【10月26日(水)】
修学旅行2日目は、クラスごとで移動し、平和学習の一環として「入壕体験」や県立平和祈念資料館、ひめゆり平和祈念資料館、佐喜眞美術館を見学し、最後に首里城を見学しました。
朝食はビュッフェスタイルでした。クラスによって朝食時間に時差を作り、生徒たちがすぐに食事をとれるようにしました。
<入壕体験>
B・C組は轟壕、E組は山城本部壕、F・H組はアンティラガマの中に入りました。
午前中に見学しましたが、気温はすでに25℃を超えていました。(ちなみに、この日の最高気温は31℃) 壕の中は蒸し暑く、数分間その場にいるだけで大量の汗が出てきました。
換気が悪く、明らかに衛生環境が悪いこの場所で何か月も生活しなければならなかったことを説明されました。見学した生徒たちは誰一人言葉を出すことなく説明を聞いていました。奥に進めば進むほど狭く、空気も重く感じました。
見学の際は生徒たちは懐中電灯を持って行きましたが、ガイドの方に促され電気を消すと、 |
外の光が全く入らない環境であることを改めて認識させられました。 |
ガイドの方が説明のため、何人かの生徒に電気をつけることを促しましたが、かろうじて隣の生徒の顔が見える程度の明るさでした。 |
外に出て、改めてガイドの方から壕の中の生活体験を聞きました。
<ひめゆり平和祈念資料館>
バスガイドさんの案内で見学し、その後は各自で自由見学をしました。
昼食です。昼食はひめゆり祈念資料館の近くにある優美堂で取りました。メニューは沖縄そばとタコライスでした。
<県立平和祈念資料館>
バスガイドさんの案内で見学し、その後は各自で自由見学をしました。
ちなみに、今日は1日バスでの移動でした。
長時間の移動と、緊張感のある施設の見学で、バスの中はこんな感じでした。 |
<佐喜眞美術館>
すぐ隣にある普天間基地を見ながら、美術館の職員の方から説明を聞きました。
<首里城>
正殿までバスガイドさんの案内で見学し、その後は各自自由に見学しました。
正殿前でクラスごとに集合写真を撮りました。
夕食の前にホテルの売店でお土産を買う時間を設けました。
夕食の時間です。
緊張が解けたためか、昨日よりもたくさん食べていました。 |
夕食後は室長会議です。明日からはコース(カヌー・シュノーケル・ダイビング)ごとの移動になります。細かい打合せを行いました。
毎日生徒達にはその日の感想を書いてもらっています。入壕体験や施設見学を通していろいろなことを感じ取れたようです。ほとんどの生徒たちは「想像できない」と書いてありました。自由に物が食べられて、自由にテレビなどが見られることがどんなに良いことなのか、強く感じた1日だったようです。